米石油・ガス掘削リグ稼働数、5月は8月以来の大幅減=ベーカー・ヒューズ

AI要約

米国内の石油・天然ガス掘削リグ稼働数は5月に13基減少し、3カ月連続の減少となった。

生産の先行指標である石油・天然ガスのリグ数は前週と同じ600基で、前年同期比では96基(14%)減少している。

米WTI原油先物は2023年に11%下落し、2024年は8%上昇。米ガス先物は、2023年に44%急落したが、2024年は2%上昇している。

Scott DiSavino

[31日 ロイター] - 米エネルギーサービス会社ベーカー・ヒューズのデータによると、5月の国内石油・天然ガス掘削リグ稼働数は13基減と昨年8月以来で最も減少した。減少は3カ月連続。

ただ、5月31日までの週の稼働数は前週から変わらなかった。

生産の先行指標となる石油・天然ガスのリグ数は前週と同じ600基だった。前年同期比では96基(14%)減少した。

この週は石油リグが1基減の496基、ガスリグは1基増の100基となった。

米WTI原油先物は2023年に11%下落、24年は現時点までで約8%上昇した。23年に44%急落した米ガス先物は、24年は約2%上昇している。