NATO、ウクライナ支援協議 非公式外相会合

AI要約

北大西洋条約機構(NATO)は、プラハで非公式の外相会合を開催し、7月の首脳会議に向けてウクライナ支援を協議。

ウクライナの課題が増大していると指摘し、NATO加盟国による揺るぎない支援の重要性を訴える。

ウクライナへの防空装備支援強化や長期支援策の議論が行われる見通し。

 【ブリュッセル時事】北大西洋条約機構(NATO)は30日、チェコの首都プラハで非公式の外相会合を開いた。

 米ワシントンで開催予定の首脳会議を7月に控え、2日間の日程でロシアの侵攻が続くウクライナ支援を中心に協議する見通しだ。

 ストルテンベルグ事務総長は30日、記者団に対し、「(ウクライナが)直面する課題は増大している」と指摘。NATO加盟国による「揺るぎない支援」の重要性を訴えた。

 米スミスNATO大使は29日、オンラインで記者団に、ウクライナに対する防空装備の支援強化や同国への長期支援策として複数年の基金を創設する案などが議論されるとの見方を示した。