「国連安保理決議に対する明白な違反」米軍が強く非難 北朝鮮の飛翔体発射を受け

AI要約

北朝鮮が弾道ミサイル技術を活用した飛翔体発射を行い、失敗したことが報じられました。

アメリカ軍はこの発射を大陸間弾道ミサイル技術の違反として非難し、周辺地域の安全保障環境の不安定化を指摘しています。

北朝鮮の行動により緊張が高まっており、国際社会での懸念も広がっています。

「国連安保理決議に対する明白な違反」米軍が強く非難 北朝鮮の飛翔体発射を受け

 北朝鮮の飛翔体発射を受けアメリカ軍は、弾道ミサイル技術を活用した発射だと強く非難しています。

 北朝鮮は28日午前0時過ぎ、朝鮮中央通信を通じて、「西海衛星発射場から偵察衛星『万里鏡1-1』を新型衛星運搬ロケットに搭載し発射した」と報じました。ロケットは「1段目の飛行中に空中爆発し、失敗した」と明らかにしています。原因について「新開発の液体酸素と燃料エンジンの動作信頼性」としています。

 アメリカのインド太平洋軍は27日、大陸間弾道ミサイル技術を活用し発射したとして、複数の国連安保理決議に対する「明白な違反だ」と非難しました。

 周辺地域の緊張を高め、安全保障の環境を不安定化させると指摘しています。(ANNニュース)