マイクロソフトのナデラCEO、OpenAIとの「競争」について語る(海外)
マイクロソフトCEO、サティア・ナデラがOpenAIとの130億ドルの提携について語った。競争が起こるだろうと述べた。
マイクロソフトは、OpenAIとの提携とは別に自社AIモデルを開発しており、競争と協力のバランスを保つ必要がある。
いつ競争し、いつ協力すべきかを見極めることがビジネス成功の鍵となる。
マイクロソフトCEO、サティア・ナデラがOpenAIとの130億ドルの提携について語った。
「競争が起こるだろう」とナデラは語った。
マイクロソフトは、OpenAIとの提携とは別に、ムスタファ・スレイマン率いるチームが自社AIモデルを開発している。
いつ戦い、いつ協力するべきかを知ることは、ビジネスで勝つための鍵だ。
マイクロソフトCEO、サティア・ナデラ(Satya Nadella)は、OpenAIとの130億ドル(約2兆280億円)以上の提携においては競争と協力のどちらもが存在すると考えている。
「長期的な安定は、双方が継続的に勝利することで得られる、少なくとも私はそう考えている」とテック系ニュースサイトのストラテチェリー(Stratechery)にナデラは語った。
両社は協力して勝利を収めなければならないという。ナデラによると、マイクロソフトはインフラを提供し、OpenAIはAIモデルを構築するとOpenAIは考えているという。だがそれは、競争をしないという意味ではない。
「OpenAIはアプリを作る、我々もアプリを作る、サードパーティーもまたアプリを作る」とナデラは述べた。例えば、マイクロソフトは最近、MAI-1と呼ばれる社内AIモデルを構築中であることを発表した。ChatGPTのテキストやインターネット上の公開情報など外部情報源のデータセットを利用する。OpenAIのGPT-4とは別のもので、ディープマインド(DeepMind)創業者で3月にマイクロソフトに入ったムスタファ・スレイマン(Mustafa Suleyman)が監督している。