米国「北朝鮮の衛星発射を認知…複数の安保理決議違反」

AI要約

米軍インド太平洋司令部は北朝鮮の衛星打ち上げ失敗を国連安保理決議違反と非難。

北朝鮮の弾道ミサイル技術使用により緊張が高まり、安保状況に不安を招く。

米国は同盟国と緊密に協力し、北朝鮮のICBMプログラムを注視しており、防衛公約を強調。

米軍インド太平洋司令部は27日(現地時間)、北朝鮮が偵察衛星打ち上げに失敗したことに対し「明白な多数の国連安全保障理事会(安保理)決議違反」と非難した。

この日、司令部は声明を出し、「弾道ミサイル技術を使用した北朝鮮の発射を認知している。これは緊張を高め、域内外の安保状況を不安定にするリスクを招く」としながら、このように明らかにした。

司令部は「今回の発射は北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)プログラムと直接関連する技術を含んでいる」とし「我々は同盟およびパートナー国家と緊密に協力して状況を評価している」と伝えた。

続いて「今回の発射は米国の領土や同盟国にすぐに脅威になるわけではないが、状況を引き続き注視する」とし「米国の領土および韓国と日本に対する防衛公約は強固だ」と強調した。