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パプアニューギニアの地滑り 死者670人超か
南太平洋のパプアニューギニアで大規模な地滑りが発生し、670人以上が死亡する可能性があると国連関連機関が明らかにした。
地滑りにより150軒以上の家屋が土砂に埋もれ、救出活動が困難な状況にある。
現時点での遺体発見数は5人であり、パプアニューギニア政府は国際支援の検討を行っている。
![パプアニューギニアの地滑り 死者670人超か](/img/article/20240526/66533c322a0d6.jpg)
南太平洋のパプアニューギニアで発生した大規模な地滑りについて、死者が670人を超える可能性があると国連の関連機関が明らかにしました。
IOM(国際移住機関) パプアニューギニア代表
「670人以上が埋もれていると推定され、彼らを救う望みは薄くなっている」
IOM=国際移住機関のパプアニューギニア代表は、24日に中部エンガ州で発生した大規模な地滑りで150軒以上の家屋が土砂に埋もれ、670人を超える死者が推定されると明らかにしました。
AP通信によりますと、これまでに見つかった遺体は5人にとどまっています。
救援隊が救出活動を行っていますが、地形が険しいうえ、部族間の争いなどが原因で治安が悪化しており、難航しています。パプアニューギニア政府は、国際支援を要請するかどうか検討しているということです。