平和サミット欠席と報道 米大統領、選挙運動優先

AI要約

ウクライナが提唱する「平和の公式」を協議するため、バイデン米大統領は6月の世界平和サミットへの出席を見送る可能性が高い。

バイデン氏は先進7カ国首脳会議(G7サミット)には出席予定であり、平和サミットとのスケジュールの兼ね合いが課題となっている。

平和サミットはスイスで開催され、複数のG7首脳の出席が見込まれるが、バイデン氏は米ロサンゼルスに向かう予定だ。

 【キーウ共同】米ブルームバーグ通信は24日、ロシアの侵攻を受けるウクライナが提唱する「平和の公式」を協議するため、6月にスイスで開催される「世界平和サミット」にバイデン米大統領が出席しない可能性が高いと報じた。大統領選の選挙資金集めのイベントと日程が重なるためとしている。

 バイデン氏はイタリアで6月13~15日に開催される先進7カ国首脳会議(G7サミット)には出席する予定。平和サミットはスイス中部ビュルゲンシュトックで6月15~16日に開催され、複数のG7首脳の出席が見込まれるが、バイデン氏はG7サミット終了後、米ロサンゼルスに向かうという。