韓国有名ドッグトレーナーの「パワハラ」疑惑、犬も虐待か…「訓練費が未入金の時は飼料与えず」

AI要約

韓国で伴侶犬をしつけるドッグトレーナーとして有名なカン・ヒョンウク氏が、従業員に対するパワハラ疑惑と犬への虐待疑惑が浮上している。

元スタッフからの指摘によれば、カン代表は犬にエサを与えないように指示するなど問題行動があったとされている。

カン代表は現在論争に巻き込まれており、番組出演やイベント参加を見送るなどの対応が取られている。

韓国有名ドッグトレーナーの「パワハラ」疑惑、犬も虐待か…「訓練費が未入金の時は飼料与えず」

韓国で伴侶犬をしつけるドッグトレーナーとして有名なカン・ヒョンウク氏が、自ら代表を務める会社「ポドゥムカンパニー」の職員全員に対してパワハラ行為を繰り返していたという疑惑が浮上している中で、訓練所に預けられた犬にもエサを与えなかったという主張が出てきた。

20日、あるオンラインコミュニティには同社の元スタッフだとするAさんがカン代表に関する記事に残したコメントがキャプチャされて投稿された。Aさんは「(カン代表は)訓練所に預けられた犬の飼い主からの入金が少しでも遅れれば、その時間から犬のエサを与えないようにと指示した」とし「長い時間が過ぎたが、その日(虐待を)受けたその犬種と名前も覚えている」と主張した。

カン代表が職場内で嫌がらせをしていたという疑惑が本格的に浮上したのは、最近ある求職プラットフォームに書き込まれた同社に対するコメントが18日にメディアを通じて報じられたためだ。先月作成されたと見られるこのコメントは「ここ(ポドゥムカンパニー)を退社して精神科にずっと通っている(パニック障害、不安障害、うつ病など)」「夫婦関係である代表理事の持続的なガスライティング(心理的虐待)、人格冒涜、業務外の要求事項などで精神が疲弊している」などの内容を含んでいる。

暴露の場となった求職プラットフォームは実際にその会社に在職していたかどうかを認証する必要なくコメントを残すことができるため、事実かどうかを確信することができないという盲点はあるものの、その後も「『虫以下。このまま死ね』などのようなことを毎日言われた」「名節ギフトに排便封筒にスパム(ランチョンミートの一種)6缶入れた」などの暴露が続いた。

問題が大きくなり、カン代表は出演中のKBS(韓国放送公社)第2テレビ『ペットバラエティ~犬は素晴らしい』側は20日の放送を欠番した。また、今月25~26日に開かれる伴侶犬行事「テンテントレッキング2024」に当初の計画とは違い参加しないことにした。

一方、カン代表側は今回の論争に関連してまだ立場を明らかにしないでいて、会社側はウェブサイトに今年6月30日をもって伴侶犬教育サービスを全面終了すると案内している。