ロシアのガス生産量、1─4月に8%増 石油は減少

AI要約

ロシアのプーチン大統領は、国内ガス生産量と石油生産量の動向について報告し、ガス生産が8%増加し、石油生産は1.8%減少したことを明らかにした。

石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどが合意した減産措置の影響を受けている状況で、プーチン氏は国内エネルギー施設の安定性や新規輸出エリアの開拓について述べた。

プーチン大統領の発言は、国内エネルギー産業の健全性と将来展望について示唆している。

ロシアのガス生産量、1─4月に8%増 石油は減少

[20日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は20日、テレビ放映された高官とのエネルギー関連会議で、国内ガス生産量が今年1─4月に8%増の2464億立方メートルになったと明らかにした。

一方、今年に入ってからこれまでの石油生産量は1.8%減少し、1億9570万トンだという。石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」の合意に基づく減産を受けた。

プーチン氏は「制裁やエネルギー市場の大幅な変動にもかかわらず、国内の燃料・エネルギー施設は安定した形で発展しており、新たな輸出エリアが開拓されつつある」と述べた。