米国防長官 ウクライナ東部でのロシア軍の攻勢に危機感

AI要約

オースティン国防長官はロシア軍のウクライナ東部での攻勢に危機感を示し、50カ国を巻き込んだ会合で危機の重要性を語った。

ウクライナとロシアの緊張は数週間、数カ月の間極めて重要であり、各国はウクライナへの軍事支援を継続する必要がある。

オースティン長官は防空システムなどが必要であるとし、困難かつ危険な状況であると語った。

米国防長官 ウクライナ東部でのロシア軍の攻勢に危機感

アメリカのオースティン国防長官は、ロシア軍がウクライナ東部で攻勢を強めていることに危機感を示しました。

 オースティン国防長官は20日、ウクライナへの軍事支援を協議する関係国の会合をオンラインで開催しました。

 会合にはおよそ50カ国が参加し、オースティン長官はロシア軍が今月上旬からウクライナ東部ハルキウ州への攻勢を強めていることに危機感を示しました。

オースティン国防長官

「我々は今、挑戦の時を迎えている。ロシア軍は今後数週間でさらに前進し、ウクライナとの国境に沿って、緩衝地帯を確保しようとするだろう。これは困難で危険な戦いだ」

 オースティン長官は「これから数週間、数カ月が極めて重要だ」と指摘し、防空システムの提供などウクライナが必要とする軍事支援を各国が継続していくことの意義を強調しました。