パナマ大統領選、中道右派のムリノ氏勝利 米国移民問題に影響か
パナマで行われた大統領選で、中道右派のホセ・ラウル・ムリノ元外相(64)が当選を確実にした。ムリノ氏は南米との国境地帯の封鎖を訴えており、移民の流れに影響が出る可能性がある。
大統領選の結果、ムリノ氏は得票率34・4%で、対立候補を引き離した。物価上昇が国民の不満を引き起こす中、経済対策が争点となった。
ムリノ氏は7月1日に大統領に就任し、任期は5年。彼は元々大統領候補のマルティネリ氏の副大統領候補だったが、彼の不祥事により大統領候補となった。
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