金正恩氏「朝中友好を発展」 習近平氏に答電で謝意

AI要約

北朝鮮の労働新聞が、中国の習近平国家主席が祝電を送ったことを報じた。

金正恩党総書記が答電で朝中友好を強調し、両国民の共通の願いとしている。

中朝国交樹立75周年に合わせ、中朝関係が注目されており、北朝鮮要人の訪中に関心が集まっている。

 【北京共同】北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は22日、建国76年の9日に中国の習近平国家主席が送った祝電に金正恩党総書記が答電で「朝中友好を絶えず発展させることが両国民の共通の願いだ」と謝意を伝えたと1面で報じた。答電は15日付。

 今年は中朝国交樹立75周年。4月に中国共産党序列3位の趙楽際・全国人民代表大会(全人代)常務委員長が中国最高指導部メンバーとして約5年ぶりに訪朝。対ロシア外交を重視する北朝鮮と中国の関係がぎくしゃくしているとの見方が出る中、中朝が国交を樹立した10月6日に合わせ北朝鮮要人が訪中するかどうかに関心が集まっている。