EUがロシアの凍結資産運用益を活用し5兆円超支援へ

AI要約

EUのフォンデアライエン委員長はウクライナを訪問し、EUが最大350億ユーロ、5兆6000億円を支援すると発表しました。

フォンデアライエン委員長は20日、首都キーウを訪問し、ゼレンスキー大統領と共同記者会見を開きました。

フォンデアライエン氏は「ロシアの執拗な攻撃は、さらなる支援が必要なことを意味する」と述べ、EUが最大350億ユーロ、約5兆6000億円を分担すると発表しました。支援金は教育機関の防空壕の建設や、ドローンの生産、防空システムの購入などに充てられる予定です。

EUがロシアの凍結資産運用益を活用し5兆円超支援へ

EUのフォンデアライエン委員長はウクライナを訪問し、EUが最大350億ユーロ、5兆6000億円を支援すると発表しました。

フォンデアライエン委員長は20日、首都キーウを訪問し、ゼレンスキー大統領と共同記者会見を開きました。

この中でフォンデアライエン氏は「ロシアの執拗な攻撃は、さらなる支援が必要なことを意味する」と述べ、ロシアの凍結資産の運用益を活用したG7(先進7カ国)のウクライナ支援において、「EUが最大350億ユーロ、約5兆6000億円を分担する」と発表しました。

これは支援全体の約8割に相当します。

これを受けてゼレンスキー大統領は、支援金は教育機関の防空壕(ごう)の建設や、ドローンの生産、防空システムの購入などに充てるとしています。

また、ゼレンスキー大統領はウクライナの「勝利計画」にも触れ、「計画に関する決定のほとんどはアメリカの善意と支援に左右される。アメリカの大統領が計画を支持することを期待する」と述べました。