イーロン・マスク氏「誰もバイデン大統領やハリス副大統領を暗殺しようとさえしないの?」投稿を巡りシークレットサービスが脅迫の疑いで情報収集 米メディア報じる

AI要約

実業家のイーロン・マスク氏がSNS投稿でバイデン大統領やハリス副大統領の暗殺に言及し、シークレットサービスが疑惑を追及している

マスク氏は投稿後、批判を受けて内容を削除。シークレットサービスは内偵捜査を行う方針

正副大統領への脅迫は厳しく罰せられる可能性があり、警護対象者の安全は重要視されている

実業家のイーロン・マスク氏が「誰もバイデン大統領やハリス副大統領を暗殺しようとすらしない」と「X」に投稿した問題をめぐり、シークレットサービスが脅迫の疑いで情報収集をしているとアメリカメディアが報じました。

マスク氏は15日、トランプ前大統領の暗殺未遂事件をめぐり、ユーザーの「何で彼らはトランプ氏を殺したがるの?」との書き込みを引用し「誰もバイデン大統領やハリス副大統領を暗殺しようとさえしないの?」と投稿しました。

その後、マスク氏は利用者からの相次ぐ非難の声を受けて投稿を削除しています。

これについてブルームバーグ通信は19日、シークレットサービスがマスク氏の投稿をめぐる記録を収集しているとし、脅迫にあたらないか内偵捜査をしていると報じました。

正副大統領への脅迫は罰金や最高5年の禁錮刑を伴います。

現実的に立件に至るかは不明ですが、シークレットサービスは「警護対象者に対する脅迫は全て捜査する」とコメントしています。