さくら情報システム、組織や人に特化したセキュリティ対策の導入を支援する「CYBER Healthcare」

AI要約

さくら情報システム株式会社は、サイバーリスク予防サービス「CYBER Healthcare」の提供を開始した。

CYBER Healthcareは組織・人的セキュリティ対策に特化した支援サービスであり、「DOCK」と「AID」で構成されている。

さくら情報システムでは、これらのサービスを利用することで企業にとって本当に必要なセキュリティ対策を導入し、全体最適化を実現するとしている。

さくら情報システム、組織や人に特化したセキュリティ対策の導入を支援する「CYBER Healthcare」

 さくら情報システム株式会社は12日、サイバーリスク予防サービス「CYBER Healthcare」を提供開始すると発表した。“組織”“人”に特化したセキュリティ対策の導入、課題解決を専門家が伴走支援し、部分最適にとどまっている現状のセキュリティ対策を、全体最適に改善するという。

 CYBER Healthcareは、組織・人的セキュリティ対策に特化した支援サービス。組織・人的セキュリティ対策分析ソリューション「DOCK(ドック)」と、伴走支援セキュリティコンサルティング「AID(エイド)」で構成されている。

 このうち「DOCK」は、組織・人的セキュリティ対策の状態を点検・検証し、さまざまなサイバーリスクの早期発見や予防を図る定期検診サービス。セキュリティ対策点検(内部要因、外部要因)、セキュリティ教育・研修、定期相談窓口といったサービスがラインアップされており、前者のセキュリティ対策点検では、企業にとって必要な定期(年1回以上想定)点検項目をパッケージで提供するとした。

 またセキュリティ教育・研修では、決められたシナリオに沿った机上の訓練形式テストを通して、インシデント対応に関する理解度、および習熟度を検証し、対応レベルの向上を支援するとのこと。

 一方の「AID」は、組織・人に対するセキュリティ対策に関する、分析、戦略、ルール、体制、教育といった5つの領域での課題解決を、セキュリティの専門家が伴走支援するサービス。組織における情報資産の棚卸しや、セキュリティを強化するためのロードマップ策定、セキュリティポリシー策定、セキュリティ基準やガイドラインの策定、インシデント対応体制構築、セキュリティトレーニング、セキュリティ対策の実行など、さまざまな支援メニューが提供される。

 なおさくら情報システムでは、これらのサービスを利用することで、企業に取って本当に必要なセキュリティ対策を導入でき、全体最適化が実現するとアピールしている。