X接続が復活 仕組み変更で遮断回避 ブラジル

AI要約

ブラジルでX(旧ツイッター)の遮断が解除され、Xのサービス提供仕組みが変更されたことで復活した。

ブラジル最高裁がXに偽情報対策で一部アカウント凍結を要請し、Xのオーナーはこれを拒否。その結果Xは8月に停止され、再び接続遮断された。

接続業者の業界団体がXの新しいクラウドサービス利用仕組みにより遮断回避可能になったことを説明。他のサービスに影響を与えずにXだけを遮断することは不可能とも述べられた。

 【サンパウロ時事】簡易投稿サイトX(旧ツイッター)の利用が禁止されたブラジルで18日、遮断されていたXへの接続が復活した。

 Xがサービス提供の仕組みを変更し、遮断の回避が可能になったためで、国内でXの復活を歓迎する投稿が相次いだ。

 ブラジル最高裁はXに偽情報対策として一部アカウントの凍結を命じたが、オーナーのイーロン・マスク氏はこれを拒否。Xのサービスは8月に停止し、Xへの接続が遮断された。

 接続業者の業界団体「ABRINT」などによると、Xはクラウドサービス経由で利用する仕組みに変更。一部の利用者がブラジル国内の遮断を回避できるようになった。同団体は「他のネットサービスに影響を与えずに(Xだけを)遮断することは不可能」と説明した。