爆発したヒズボラの無線機は日本製か 背面にメーカーのラベル

AI要約

レバノン各地で18日、イスラム教シーア派組織ヒズボラの戦闘員らが所有する日本製の無線機が相次いで爆発したことが報じられている。

17日にはヒズボラが配布したポケットベルが爆発し、2800人が負傷。イスラエルとの関与が疑われている。

18日にも無線機の爆発が相次ぎ、イスラエルの関与が疑われているが、コメントはない。

爆発したヒズボラの無線機は日本製か 背面にメーカーのラベル

 レバノン各地で18日、イスラム教シーア派組織ヒズボラの戦闘員らが所有する無線機が相次いで爆発したことを巡り、ロイター通信などは同日、無線機は日本製とみられると報じた。爆発した無線機の背面には日本メーカーの名前が書かれたラベルが貼られ、「日本製」と書かれていたという。

 レバノンでは17日、ヒズボラが戦闘員らに配布した数千個のポケットベルが一斉に爆発し、約2800人が負傷したばかり。ヒズボラと交戦を続けているイスラエルが爆発物を仕掛け、遠隔で爆発させた可能性が強く疑われている。

 18日に相次いだ無線機の爆発もイスラエルが関与したとの見方が有力だが、イスラエルはコメントしていない。【エルサレム金子淳】