米大統領府、初の「秋夕」記念式典…バイデン副大統領「私たちはどこから来たとしても米国人」

AI要約

バイデン大統領と民主党の大統領候補カマラ・ハリス副大統領が米大統領府で開かれた秋夕記念行事に参加し、お祝いのメッセージを送った。

バイデン大統領は秋夕を祝福と感謝の時間と位置付け、韓国人家族の結集や文化の尊重を称賛した。

ハリス副大統領も秋夕を家族や祖先への尊敬を表す重要な行事と位置づけ、アジア系米国人コミュニティの多様性を強調した。

米大統領府、初の「秋夕」記念式典…バイデン副大統領「私たちはどこから来たとしても米国人」

バイデン大統領と民主党の大統領候補カマラ・ハリス副大統領が17日(現地時間)、米大統領府(ホワイトハウス)で開かれた秋夕(チュソク、中秋節)記念行事に書面でお祝いのメッセージを伝えた。

バイデン大統領は「史上初の秋夕ホワイトハウス・レセプションに集まった皆さんに心からのあいさつを伝える」とし、「秋夕は祝賀と記念、更新と省察、約束と可能性がある時間」と述べた。続けて「秋の収穫が真っ最中に開かれるこの楽しい名節は世界中の韓国人家族が一堂に会し、祝福に感謝し、先祖の遺産を賛える」とし、「秋夕は韓国の共同体の豊かな遺産だけでなく世界中の人々を一つに結ぶ普遍的な連帯感を想起させる」と評価した。

また、「私たちは皆どこから来たとしても、皆米国人」とし「家族が移民に来て何世代経っても、皆さんが直接移民に来ても、皆さん各自は韓国の共同体の活気と文化、貢献を韓国のタペストリーに編み込んだ」と述べた。

ハリス副大統領も書面の祝辞で「秋夕は家族の重要性、秋の祝福、そして私たちが祖先の広い肩の上に立っているという事実を想起させる」とし、「韓国系米国人は数百年間、我が国の重要な部分を占めてきた」と述べた。また、「皆さんがアジア系米国人、ハワイ原住民、太平洋島住民共同体の多様なアイデンティティと経験、伝統を高揚する時、私たちは明るい未来の最前線で活気に満ちて文化的豊かさがある道を開拓する」と述べた。

ホワイトハウスは昨年1月、バイデン大統領が参加した中、ソル(旧正月)の祝賀行事を開催したが、韓国の秋夕を別途祝う席を設けたのは今回が初めて。この日、ホワイトハウス行政棟のアイゼンハワービルで行われた行事は前職・現職のホワイトハウスの韓国系職員の主導で開かれた。