ベネズエラ当局がアメリカ人ら6人を拘束 「大統領の暗殺計画に関与した」と主張

AI要約

ベネズエラ当局がマドゥロ大統領の暗殺計画に関与したとしてアメリカ人ら6人を逮捕。逮捕者の中には米国人、スペイン人、チェコ人が含まれている。

内務大臣が逮捕者のCIA主導による暗殺計画の関与を主張。400丁以上のライフル銃などが押収されたと報告される。

アメリカ国務省は逮捕されたアメリカ人のうち1人を軍人と確認。アメリカ政府は関与を完全否定し、選挙の透明性に疑問の声があがっている。

ベネズエラのマドゥロ大統領の暗殺計画に関与したとして、ベネズエラ当局がアメリカ人ら6人を逮捕したとAP通信などが報じました。

AP通信などによりますと、ベネズエラ当局がマドゥロ大統領の暗殺計画に関与したとしてアメリカ人3人、スペイン人2人、チェコ人1人を拘束したということです。

ベネズエラの国営放送で内務大臣が発表していて、「逮捕された外国人はCIA主導の大統領らを殺害する計画に関与していた」などと主張。首謀者から押収したとされる400丁以上のライフル銃などの画像を公開したということです。

アメリカ国務省は拘束されたアメリカ人のうち1人は軍人と確認したとし、「計画にアメリカが関与しているという主張は完全に誤りだ」との声明を発表しました。

ベネズエラでは、現職のマドゥロ大統領が独裁色を強めるなか、当局が大統領選挙でのマドゥロ氏の勝利を宣言していて、選挙の透明性について、アメリカ政府をはじめ国内外から疑問の声があがっていました。