米政府、ベネズエラに追加制裁 最高裁長官や選管幹部ら16人
米政府がベネズエラの最高裁長官や選挙管理当局幹部ら16人を新たに制裁対象に加えた。
制裁対象者には7月の大統領選挙関連や選挙後の弾圧に関与したとされる人物や組織が含まれている。
米国務省はマドゥロ大統領の再選を主張する関係者に対してビザ制限も強化すると発表した。
Matt Spetalnick Simon Lewis
[ワシントン 12日 ロイター] - 米政府は12日、ベネズエラの最高裁長官や選挙管理当局幹部ら16人を新たに制裁対象に加えたと発表した。
7月の大統領選挙に関連した人物や選挙後の弾圧に関与したとされる軍や情報機関の関係者も含まれている。
ブリンケン米国務長官は、マドゥロ大統領の再選の主張に対する米政府の最初の措置として、「マドゥロと連携している」不特定多数の関係者に対してビザ(査証)制限も課すと述べた。
ベネズエラのジル外相は「ベネズエラ当局者に対して一方的に強制的で非合法な措置を課すという米国による新たな侵略的犯罪」をベネズエラ政府は拒否するとした。