米・オハイオ州の市役所に爆破予告 トランプ氏が「移民がペットを食べている」と虚偽の主張

AI要約

アメリカ・オハイオ州スプリングフィールドで市役所などに爆破予告があり、職員が避難した。

市役所は終日閉鎖された。2日前のテレビ討論会でトランプ前大統領が移民に関する主張をしたが、市は否定した。

トランプ氏の主張は誤情報で、市の評判を傷つけた可能性がある。

米・オハイオ州の市役所に爆破予告 トランプ氏が「移民がペットを食べている」と虚偽の主張

アメリカ・オハイオ州スプリングフィールドで12日、市役所などに対する爆破予告があり、職員らが避難しました。スプリングフィールドをめぐっては、2日前のテレビ討論会で、トランプ前大統領が「移民がペットを食べている」と主張しましたが、市は否定していました。

オハイオ州スプリングフィールド市の当局によりますと、12日午前8時半ごろ、市役所など複数の施設の爆破を予告するメールが複数の機関とメディアに届いたということです。

職員らはすでに避難していて、市役所は終日閉鎖されるということです。

スプリングフィールドをめぐっては、10日に行われた民主党のハリス副大統領と共和党のトランプ前大統領によるテレビ討論会で、トランプ氏が「スプリングフィールドの不法移民が犬や猫などのペットを食べている」などと主張しました。

トランプ氏のこうした主張に対して、司会者が「市に確認したが、『移民がペットに危害を加えたなどの報告はない』」と指摘したほか、市も「誤った情報が政治的に利用され、評判が傷つけられた」とコメントしていました。