ネタニヤフ首相の努力は“不十分”とバイデン大統領 ハマス拘束の人質解放交渉について ハマス“人質にイスラエル軍近づけば殺害”

AI要約

バイデン大統領は、ハマスによる人質解放の交渉についてネタニヤフ首相の努力不足を指摘しました。

バイデン氏は今週中に合意案を示す可能性が高いと述べましたが、ネタニヤフ氏はイスラエル軍の駐留を強調し、ハマスの要求に応じない意向を示しました。

一方、ハマスはイスラエル軍に近づくと人質を殺害する可能性があると警告しています。

ネタニヤフ首相の努力は“不十分”とバイデン大統領 ハマス拘束の人質解放交渉について ハマス“人質にイスラエル軍近づけば殺害”

アメリカのバイデン大統領は2日、イスラム組織ハマスに拘束されている人質解放に向けた交渉について、イスラエルのネタニヤフ首相が十分な努力をしていないとの認識を示しました。

バイデン大統領は、記者団に「ネタニヤフ首相はしっかり取り組んでいると思いますか?」と聞かれると、「いいえ」と答えました。

バイデン氏はさらに「今週中にイスラエルとハマスに対し、人質解放に向けた合意案を示すか」との質問に対し、「非常に近づいている」と述べました。

一方、ネタニヤフ氏は2日、ガザ地区とエジプトの境界をイスラエル軍が駐留して管理しなければならないと強調し、ハマスが求めるガザ地区からの完全撤退に応じない考えを改めて強調しました。

こうした中、ハマスは人質にイスラエル軍が近づけば殺害するとの新たな指示を出したと明らかにしました。