プーチン大統領 ICC加盟のモンゴル訪問も逮捕されず ウクライナは反発

AI要約

ロシアのプーチン大統領がICC加盟国であるモンゴルを訪問し、逮捕される可能性がある中で史上初の訪問を行った。

両国は事前に逮捕しないことで合意していると報じられている。

プーチン大統領はモンゴルでノモンハン事件の記念式典に出席する予定。

プーチン大統領 ICC加盟のモンゴル訪問も逮捕されず ウクライナは反発

 ロシアのプーチン大統領が、ICC(=国際刑事裁判所)に加盟し、逮捕の義務を負うはずのモンゴルを公式訪問しました。

 プーチン大統領は2日、モンゴルの首都ウランバートルに降り立ちました。モンゴルは国際刑事裁判所(=ICC)の加盟国で、ウクライナでの戦争に関連してICCから逮捕状が出されているプーチン氏を逮捕する義務があります。ただ、事前に両国は逮捕しないことで合意したと伝えられています。

 プーチン大統領がICC加盟国を訪問するのは逮捕状が出されてから初めてで、ウクライナは「モンゴルは戦争犯罪の責任を共有している」と反発しています。

 プーチン氏はモンゴルで、旧日本軍と旧ソ連軍が武力衝突した「ノモンハン事件」から85年の記念式典などに出席する予定です。(ANNニュース)