パリ・パラリンピック車いすラグビー 日本が初の金メダル、米国を破る

AI要約

日本がパリ・パラリンピックの車いすラグビーで初めて金メダルを獲得。

橋本勝也の活躍もあり、日本が米国を48-41で破る。

米国は3大会連続で銀メダルを獲得、チャック・アオキは落胆のコメント。

パリ・パラリンピック車いすラグビー 日本が初の金メダル、米国を破る

(CNN) パリ・パラリンピックは2日、車いすラグビーの決勝がシャンドマルス・アリーナで行われ、日本が米国を48―41で破り、金メダルに輝いた。日本がパラリンピックの車いすラグビーで金メダルを獲得するのは今回が初めて。

試合が終了すると日本の選手とファンが初めての金メダル獲得を祝った。

試合は第2ピリオドが終わった時点では、日本のリードはわずか1点だった。しかし、日本のターンオーバーがわずか2度だったのに対して、米国は9度のターンオーバーを重ねた。

日本は橋本勝也が19トライを決め、チームをけん引した。

日本は過去2大会ではいずれも銅メダルだった。

米国はこの競技ではすべてのパラリンピックの大会でメダルを獲得しているが、3大会続けての銀メダルとなった。

米国のスター選手、チャック・アオキは試合後、つらい心情を吐露。「最低だ。チームのためにこれがどうしても欲しかった。これがチームスポーツであることは分かっているが、全員を失望させてしまったような気がしてならない」と語った。