鹿児島沖トカラ海峡は国際海峡、艦艇の航行は正当=中国外務省

AI要約

中国外務省報道官は、中国船舶がトカラ海峡を航行する権利があると主張し、日本の領海侵入に対し強い懸念を表明した。

毛報道官は国連海洋法条約に基づき、トカラ海峡を国際海峡として位置づけ、中国船舶の通過が合法であると述べた。

林官房長官は外交ルートを通じて抗議を行い、中国の船舶の行動を正当化した。

[北京 2日 ロイター] - 中国外務省の毛寧報道官は2日、中国の船舶は鹿児島県南方沖のトカラ海峡を航行する権利があり、通過は完全に合法的なものだと述べた。

林芳正官房長官は2日午前の会見で、中国の測量艦が8月31日に日本の領海に侵入したとして、外交ルートを通じ強い懸念を伝え、抗議したと語った。

毛氏は「国連海洋法条約の関連規定によれば、トカラ海峡は国際海峡とされている。中国の船舶が同海峡を通過する権利を行使するのは完全に正当であり合法だ」と述べた。定例記者会見で質問に答えた。