フィリピンと中国の船が、また衝突

AI要約

中国海警局とフィリピン沿岸警備隊の船が南シナ海のサビナ礁周辺で衝突し、緊張が高まっている。

中国側はサビナ礁の領有権を主張しているが、フィリピンの排他的経済水域内にあることが明確である。

フィリピン側は、挑発していないにも関わらず中国船が故意に衝突してきたと主張している。

激しくぶつかる2隻の船。手前が中国海警局の船で、進行方向に見えているのがフィリピン沿岸警備隊の船です。

 南シナ海のサビナ礁周辺では両国の船の衝突が相次いでいて、緊張が高まっています。

中国側の主張

「責任はすべてフィリピン側にある」

 中国は領有権を主張していますが、サビナ礁はフィリピンの排他的経済水域内にあります。

 一方、フィリピン沿岸警備隊も中国海警局の船が巡視船に衝突したとする映像を公開し、次のように反論しています。

フィリピン側の主張

「挑発していないにもかかわらず、中国船が故意に三度衝突してきた」

(「グッド!モーニング」2024年9月2日放送分より)