ノルウェー王女、霊媒師と結婚 王室商業利用で批判

AI要約

ノルウェー王室の王位継承権第4位のマッタ・ルイーセ王女が、49歳の米国人霊媒師と結婚した。

王女は透視能力や天使との会話能力を持つと主張し、ベレット氏も前世ではファラオで彼女が妻だったと述べている。

結婚式には王族が参列したが、王女の王室商業利用やメディアとの関係が問題視されている。

 【オスロAFP時事】ノルウェーで王位継承権第4位のマッタ・ルイーセ王女(52)が8月31日、米国人の自称「シャーマン(霊媒師)」デュレク・ベレット氏(49)と結婚した。

 王女は自らが「透視能力がある」「天使と話せる」と主張。ベレット氏も、自分の前世はファラオ(古代エジプト王)でルイーセ王女が妻だったと述べている。

 ノルウェー西部の景勝地ガイランゲルでの結婚式には国王ハラルド5世ら王族が参列したが、会場は白いテントで覆われ、独占契約を結んだ2社だけが取材を許可された。王女はグッズ販売などでベレット氏と共に王室を商業利用していると批判され、2022年に公務から離脱。メディアとの関係も険悪になっている。

 二人は22年に婚約した。王女は離婚歴があり、前夫との間に3人の子供がいる。