ガザ支援車両攻撃、4人死亡 武器所持とイスラエル軍

AI要約

米支援団体「アネラ」の車列がガザでイスラエル軍の攻撃を受け、4人が死亡した。

攻撃前に軍は武器を所持していると主張し、アネラは襲撃の警告がなかったと述べた。

支援団体や国連車両が軍の攻撃を受ける事例が増えており、対応が求められている。

 【エルサレム共同】パレスチナ自治区ガザで29日、病院に物資を輸送中の米支援団体「アネラ」の車列の先頭車両がイスラエル軍に攻撃され、地元輸送会社に関連するパレスチナ人4人が死亡した。軍は攻撃前に4人が武器を所持していると確認したと主張した。AP通信が31日伝えた。

 アネラによると、車列がガザ最南部ラファに近いケレムシャローム検問所からガザに入った直後、略奪の危険があると主張して、4人が車列の先導を始めた。攻撃に先立つ軍の警告はなかったという。アネラのメンバーに被害はなかった。

 支援団体や国連車両はたびたび軍の攻撃を受けており、4月には食料支援団体の車が攻撃され、メンバー7人が死亡した。