OPECプラス、10月から増産 自主減産解除の一環=関係筋
石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国による「OPECプラス」が、10月から日量18万バレルの増産を実施する予定。
日量220万バレルの自主減産解除計画の一環として、2025年末まで自主的な追加減産を継続する。
リビアの政治危機による原油生産停止や、生産枠超過分の相殺計画により、減産幅の縮小がOPECプラスで予定されていた。
[ロンドン/モスクワ 30日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」は、10月から予定通り日量18万バレルの増産を進める予定。OPECの複数の関係筋がロイターに明らかにした。
日量220万バレルの自主減産を解除する計画の一環とした。自主的追加減産は2025年末まで継続する。
原油生産を巡っては、政治危機を背景にリビアが原油生産を停止しているほか、OPECプラスでも生産枠の超過分を相殺する計画の一環として減産幅の縮小が予定されていた。