フーシ派攻撃の損傷タンカー、原油流出なし=EU海軍部隊

AI要約

欧州連合(EU)海軍部隊アスピデスは、フーシ派の攻撃を受けたギリシャ船籍の石油タンカー「スニオン」の紅海への原油流出は確認されていないと発表。

アスピデスは環境危機回避のため、行動方針を促進する用意があると発表。

国防総省報道官は、原油は影響を受けていないものの、攻撃により船体の損傷から油が流出、船上では火災が続いている。

フーシ派攻撃の損傷タンカー、原油流出なし=EU海軍部隊

[アテネ 29日 ロイター] - 紅海で海洋安全保障活動を展開する欧州連合(EU)海軍部隊アスピデスは29日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派の攻撃を受けたとされるギリシャ船籍の石油タンカー「スニオン」の紅海への原油流出は確認されていないと改めて発表した。

アスピデスは、壊滅的な環境危機を回避するために、欧州当局や近隣諸国と連携して「あらゆる行動方針を促進する」用意があるとした。

国防総省のサブリナ・シン報道官は29日 、スニオンが積載していた原油は影響を受けていないものの、攻撃で船体が損傷した箇所から油が流出しているとした。

船上では複数個所で、現在も火災が続いているという。