ガザで「WFP(世界食糧計画)」の車両がイスラエル軍から銃撃受ける 少なくとも10発の銃弾
パレスチナ自治区ガザで、国連のWFP=世界食糧計画の車両がイスラエル軍の銃撃を受けた。
イスラエル軍はヨルダン川西岸で対テロ軍事作戦を開始し、5人を殺害したと発表。
アルジャジーラによると、イスラエル軍の大規模作戦で少なくとも12人のパレスチナ人が死亡し、ハマスは住民らに抵抗を呼びかけている。
パレスチナ自治区ガザで、国連のWFP=世界食糧計画の車両がイスラエル軍の銃撃を受けました。
WFPによりますと、27日夜、職員を乗せた車両がガザにあるイスラエル軍の検問所に近づいたところ、軍から少なくとも10発の銃撃を受けたということです。
けが人はいませんでしたが、国連や人道支援団体の車両はこれまでにも攻撃を受けていて、WFPは再発の防止を強く求めています。
一方、イスラエル軍は28日、「ヨルダン川西岸で対テロ軍事作戦を開始し、5人を殺害するなどした」と発表しました。
中東の衛星テレビ局アルジャジーラは、数百人の兵士を動員した大規模作戦だとし、少なくとも12人のパレスチナ人が死亡したと伝えています。
イスラム組織ハマスは住民らに抵抗を呼びかけていて、衝突が拡大する懸念もあります。