マカオのカジノで偽札使った中国人の男逮捕=ペルーの旧紙幣を香港ドルに見せかけ

AI要約

マカオ司法警察局は30代の中国人男性を逮捕し、偽の香港ドル紙幣を使用したと発表。

男性はカジノ施設で14枚の偽札を使おうとしていたが、警備員によって身柄を拘束された。

男性は偽造紙幣行使罪で検察院に送致される予定。

マカオのカジノで偽札使った中国人の男逮捕=ペルーの旧紙幣を香港ドルに見せかけ

 マカオ司法警察局は8月26日、マカオ半島中区にあるカジノ施設で偽の香港ドル紙幣を使ったとして30代の中国人(中国本土居民)の男を逮捕したと発表。

 同局によれば、同月24日未明にカジノ施設から単独でキャッシャー窓口を訪れ、造りが荒い”1000香港ドル”の偽札14枚ゲーミングチップとの両替を要求した男がいたため、警備員が身柄を取り押さえたとする通報が寄せられたとのこと。

 通報を受けた同局が現場で男が所持していた偽札を確認したところ、本物と色、紙質、図柄などが異なり、中央部に”香港匯豐銀行港幣壹仟圓(HSBC1000香港ドル)”の文字が印刷されただけの明らかな偽札で、その後の鑑定を経て南米ペルーの現在は流通していない旧紙幣であることが明らかになったという。

 男は同局の調べに対して協力を拒否しているというが、同局では捜査で得られた情報を総合し、男を偽造紙幣行使罪で検察院送致するとした。