ガザ停戦「合意せず」双方が拒否 ガザ動物園では300頭が40頭に減少
エジプトのカイロでの停戦交渉と人質解放に向けた交渉が決裂し、妥協案が双方に拒否された。
ガザ地区では市民や動物の避難が課題となっており、避難所で飼育されている動物が攻撃や飢えにより減少している。
現在、動物達は乾いたパンのみで餌を受け取っており、絶望的な状況にある。
ロイター通信は、エジプトの首都カイロで行われていたパレスチナ自治区ガザの停戦交渉と人質解放に向けた交渉が合意に至らなかったと伝えました。
仲介国が示した妥協案の受け入れをイスラエルとイスラム組織ハマスの双方が拒否したということです。
ガザ地区では市民だけでなく、動物の避難も課題となっています。
ラファ動物園 飼育員
「避難の際に動物を落ち着かせる麻酔薬がなかったため、特に肉食動物に関しては困難でした」
避難所として開放された動物園では、300頭以上いた動物が攻撃や飢えによって40頭まで減りました。
今ある餌(えさ)は乾いたパンだけだといい、絶望的な状況となっています。
(「グッド!モーニング」2024年8月27日放送分より)