無人機攻撃で21人死亡か マリ北部、子どもも犠牲

AI要約

トゥアレグの反政府武装勢力がマリ北部で子ども11人を含む21人の死亡を報告

マリや周辺国でクーデターが続き、ロシアとの関係が深まる中で無人機攻撃が行われる

反政府勢力は攻撃の責任をロシア民間軍事会社ワグネルやブルキナファソと関連付けて主張

 【ナイロビ共同】西アフリカ・マリ北部で活動する遊牧民トゥアレグの反政府武装勢力は25日、北部の町ティンザワテンでマリの軍事政権によるとみられる無人機(ドローン)攻撃があり、子ども11人を含む少なくとも計21人が死亡したと明らかにした。ロイター通信が報じた。

 マリや隣国のニジェール、ブルキナファソでは近年クーデターが続き、権力を掌握した各国軍政がロシアに接近。ロイターによると、反政府勢力は攻撃の責任がマリで活動するロシア民間軍事会社ワグネルや軍政側にあると指摘し、無人機はブルキナファソの要員が操作していたと主張した。