パキスタンで走行中のバス事故が相次ぐ 道路脇の谷底や斜面に転落 少なくとも30人以上死亡
パキスタンで走行中のバスが道路脇の谷底や斜面に転落する事故が相次ぎ、合わせて30人以上が死亡しました。
パンジャブ州とバルチスタン州でそれぞれ別のバス事故が発生し、多くの死傷者が出ています。
交通ルールの守られない状況や道路整備の不備が、パキスタンのバス事故の原因となっていると報道されています。
パキスタンで走行中のバスが道路脇の谷底や斜面に転落する事故が相次ぎ、合わせて30人以上が死亡しました。
AP通信によりますと、パキスタン北東部パンジャブ州で25日、橋を走行中のバスが谷底に転落し、女性や子どもを含む少なくとも23人が死亡、7人がけがをしたということです。
また、この日、南西部バルチスタン州の高速道路でも、イスラム教シーア派の巡礼者らが乗ったバスが道路脇の斜面に転落し、少なくとも12人が死亡、32人がけがをしました。
巡礼者たちはイランから戻る途中で、バスのブレーキ故障が事故につながったとみられています。
ロイター通信は、パキスタンでは交通ルールが守られず、道路の整備状態が悪いことからバスの事故が多発していると伝えています。