フーシ派、紅海で石油タンカーを攻撃したとする映像公開 積まれた原油は15万トンか
イエメンの反政府武装組織「フーシ派」が紅海で石油タンカーを攻撃した映像を公開。
攻撃されたタンカーには15万トンの原油が積まれていたが、乗組員は全員避難。
フーシ派はハマスに連帯を示し、商船への攻撃を繰り返している。
中東イエメンの反政府武装組織「フーシ派」は紅海で石油タンカーを攻撃したとする映像を公開しました。
「フーシ派」が公開したのは、今月21日に紅海でギリシャ船籍のタンカーを攻撃し、炎上させたとする映像です。
ロイター通信によりますと、石油タンカーには15万トンの原油が積まれていました。
ギリシャ海運省はフィリピン人23人とロシア人2人の乗組員が乗っていたと発表していますが、イギリス海軍の関係機関によると、全員避難したということです。
タンカーは現在、漂流しているとみられています。
フーシ派はガザなどでイスラエルと戦闘を続けるイスラム組織ハマスに連帯を示していて、イスラエルに対するミサイル攻撃のほか、紅海などで商船への攻撃を繰り返しています。