ビヨンセさんとテイラー・スウィフトさん登場せず 米民主党大会
AI要約
米中西部イリノイ州シカゴで開催された民主党全国大会では、ビヨンセさんやテイラー・スウィフトさんの登場が期待されたが実現せず、それでも彼らの影響力は大会内で感じられた。
ビヨンセさんの曲がハリス副大統領のテーマ曲として使われ、スウィフトさんにちなんだ衣装を着た支持者も登場。両アーティストの支持が大会にもたらす影響力が浮かび上がった。
ビヨンセさんはハリス氏への支持を公にはしておらず、スウィフトさんに期待する声も高まっているが、どちらも直接の登場はなかった。
米中西部イリノイ州シカゴで22日まで4日間開かれた民主党全国大会では、人気歌手のビヨンセさんやテイラー・スウィフトさんの来場に期待する声があったが、結局2人は登場しなかった。
ただ、会場では11月の大統領選候補になったハリス副大統領のテーマ曲として、ビヨンセさんの「フリーダム」が何度も流れ、スウィフトさんにちなんだ衣装を着た支持者の姿もあった。
今回の党大会では、ビヨンセさんがハリス氏に曲使用を許可したことから、本人が登場するとの臆測が出ていた。最終日の22日も会場内で「もう到着しているらしい」といったうわさが流れていたが、ビヨンセさんの広報担当者は米メディアに「民主党大会に参加する計画はなかった」と説明した。ビヨンセさんはハリス氏への支持はまだ表明していない。
一方、前回の2020年大統領選で民主党のバイデン大統領を支持したスウィフトさんに対しても、民主党陣営からは支持表明への期待が高まっている。【シカゴ秋山信一】
