ハリス氏、米民主党の大統領候補指名を正式に受諾
ハリス副大統領が民主党全国大会で指名を受け入れ、米国人全体を代表すると表明。
ハリス副大統領は過去の対立を超えて新たな道を切り開くチャンスがあると訴え、中間層向けの減税法案の成立を目指す意向を示す。
トランプ前大統領は中間層に焦点を当てず、ハリス氏は中間層向けの減税法案を提唱する。
Nandita Bose Trevor Hunnicutt
[シカゴ 22日 ロイター] - 米民主党の大統領候補ハリス副大統領は22日、党全国大会で指名を正式に受託した。
「地球上で最も偉大な国でしか語られない物語を持つ全ての人を代表して、米大統領への指名を受諾する」と述べた。
「今回の選挙で、私たちの国は過去の苦しみ、冷笑的な態度、亀裂を深める争いを乗り越える貴重で一時的な機会を得た。新たな道を切り開くチャンスだ。特定の政党や派閥の一員としてではなく、米国人として」と訴えた。
大統領に当選すれば中間層向けの減税法案の成立を目指すと表明。
共和党の大統領候補トランプ前大統領は中間層に無関心だとし「トランプ氏の増税の代わりに、1億人以上の国民に恩恵をもたらす中間層向けの減税法案を可決する」と述べた。