イランでバスが横転し巡礼者51人死傷 イスラム教シーア派最大の宗教行事に向かう途中

AI要約

パキスタン人の巡礼者を乗せたバスがイランで横転し、28人が死亡しました。けがをした人もおり、重体の人もいるとのことです。

事故の原因は、バスの運転手が不慣れな道でコントロールを失い、道路からはみ出したことだと地元当局が発表しています。

アルバイーンは、シーア派で最大の行事であり、イスラム教の宗教儀式に参加するために巡礼者がイランを経由し、イラクに向かっていたとされています。

イスラム教の宗教儀式に向かうパキスタン人の巡礼者を乗せたバスがイランで横転し、28人が死亡しました。

AP通信などによりますと、イラン中部のヤズドで20日、バスが横転して、28人が死亡し、23人がけがをしました。

けがをした人の中には重体の人もいるということです。

バスにはパキスタン人の巡礼者が乗っていて、イランを経由し、イスラム教シーア派の宗教行事「アルバイーン」のためイラクに向かっていました。

地元当局はバスの運転手が不慣れな道でコントロールを失い、道路からはみ出したことが事故の原因だとしています。

「アルバイーン」は、預言者ムハンマドの孫が殺害されたとされる命日から40日目に実施されるシーア派で最大の行事です。イラクでは去年、およそ2200万人の巡礼者が参加していました。