米国移住待つアフガン人、フィリピン一時受け入れ 同盟関係に配慮か

AI要約

フィリピンは、アフガニスタン人を一時的に受け入れることで米国と合意した。アフガン人は米国への移民ビザ取得手続きを行う間、在フィリピンの米国大使館で隔離されることになる。

米国が食事や医療などの費用を負担し、最長59日間滞在が可能。対象人数は最大300人であるとみられる。

この決定には国内での反発もあるが、フィリピンは米国との同盟関係を考慮していると見られる。

米国移住待つアフガン人、フィリピン一時受け入れ 同盟関係に配慮か

 フィリピン外務省は20日、米国移住を希望するアフガニスタン人を一時的にフィリピン国内で受け入れることで、米政府と合意したと発表した。国内では反発があるが、米国との同盟関係に配慮したとみられる。

 同外務省によると、アフガン人は米国へ行くための特別移民ビザの取得手続きを進める間、在フィリピン米国大使館が用意する宿舎に隔離される。食事や医療などは米側が負担。滞在するのは最長59日間だという。

 対象人数は明らかにしていないが、AP通信はフィリピン当局者の話として、最大300人と報じた。