韓国最大野党、代表に李在明氏が再選 歴史問題で日本に厳しい姿勢

AI要約

韓国の進歩系最大野党「共に民主党」は全国党員大会で代表選を実施し、現代表の李在明氏が大差で再選された。彼は日本への厳しい姿勢で知られ、2027年の大統領選に向けて動き始めているが、現在は背任罪の公判中である。

李在明氏は代表選後の演説で、保守系政権への追及を強める姿勢を示し、与党などとの会談を呼びかけた。共に民主党は国会で過半数を占めており、影響力が大きい。

代表選は党員投票の結果に基づいて行われ、李在明氏は85.4%の得票率で圧勝した。しかし、彼が有罪判決を受ける可能性もあるため、今後の動向が注目される。

韓国最大野党、代表に李在明氏が再選 歴史問題で日本に厳しい姿勢

 韓国の進歩系最大野党「共に民主党」は18日に全国党員大会を開き、代表選の結果を発表した。李在明(イジェミョン)氏(59)が他の2候補を大差で破り再選された。同党は国会で過半数を占めており、保守系の尹錫悦(ユンソンニョル)政権への追及を強める構え。

 李氏は日本に対して歴史問題などで厳しい姿勢を取る。2027年に予定される次期大統領選への出馬も見据える。ただ、背任など複数の罪で起訴されて公判中で、有罪判決が相次げば李氏への批判が強まる可能性がある。

 李氏は代表選出後の演説で、尹氏や与党「国民の力」の韓東勲(ハンドンフン)代表に対し、会談を呼びかけた。

 共に民主党の代表選は、党員投票の得票率や世論調査などの数字を総合して行う。李氏は得票率85・4%で圧勝した。【ソウル福岡静哉】