反イスラエルデモで混乱 米コロンビア大の学長が辞任を発表
アメリカ・コロンビア大学のシャフィク学長が、反イスラエルデモで多数の逮捕者が出た混乱を受けて辞任すると発表。
コロンビア大学では、イスラエルによるガザへの攻撃に抗議する学生が大学の敷地を占拠し、約300人が逮捕される事態に。
学長の退任によってコロンビア大学が今後の課題を乗り越えるための新しいスタートを切る。
反イスラエルデモで多数の逮捕者が出たアメリカ・コロンビア大学のシャフィク学長が辞任すると発表しました。
コロンビア大学では、イスラエルによるガザへの攻撃に抗議する学生が大学の敷地を占拠するなど混乱が続き、約300人が逮捕される事態に発展しました。
混乱に対する対応に批判が高まるなか、シャフィク学長は声明で「私が退任することがコロンビア大学が今後の課題を乗り越えるために最善の方法と決断した」と述べ、新学期を迎える前に辞任すると発表しました。
臨時学長には、医学博士のアームストロング氏が就任します。
反イスラエルデモを巡っては、ハーバード大学やペンシルベニア大学の学長も辞任しています。