先週のシリアの無人機攻撃、米軍8人が負傷=国防総省

AI要約

米国防総省は、先週のシリアの基地へのドローン攻撃で8人の米軍兵士が負傷したと発表。具体的な死傷者数を初めて明らかにした。

攻撃はルマリン着陸地帯で起き、多数の隊員が負傷。既に3人が復帰し、8人は外傷性脳損傷や煙の吸入による治療を受けた。

米国はシリアとイラクに兵士を駐留させ、イスラム国への支援を行っている。今回の攻撃はイラン支援の勢力によるものと考えられている。

[ワシントン 13日 ロイター] - 米国防総省は13日、先週のシリアの基地へのドローン(無人機)攻撃で、米軍兵士8人が負傷したと発表した。この事件で米政府が具体的な死傷者数を発表するのは初めて。

ロイターは、米国と他国部隊が駐留するルマリン着陸地帯で9日にドローン攻撃があり、米国と連合軍の隊員数名が負傷したと最初に報じた。

国防総省のライダー報道官は13日記者団に、既に3人が任務に復帰したと語った。8人の隊員は外傷性脳損傷と煙の吸入による治療を受けた。

米国はシリアにいる900人の兵士と隣国イラクにいる2500人の兵士が、イスラム国の復活を阻止しようとする地元勢力に助言と支援を行っていると説明している。

ライダー氏は、今回の攻撃はイランが支援する勢力によって実行されたと考えており、どの勢力なのかを特定しようとしていると説明した。