<パリ五輪>朴恵正、重量挙げで韓国新記録「銀メダル」…成承民は近代五種でアジア女性初メダル

AI要約

朴恵正(パク・ヘジョン)が2024年パリオリンピックで重量挙げで銀メダルを獲得し、新記録を樹立した。

朴恵正は母親の死を乗り越えて五輪に臨み、目標を達成した感動的なストーリーがある。

また、成承民(ソン・スンミン)が近代五種で銅メダルを獲得し、アジア選手として初めての快挙を達成した。

<パリ五輪>朴恵正、重量挙げで韓国新記録「銀メダル」…成承民は近代五種でアジア女性初メダル

朴恵正〔パク・ヘジョン、21、高陽(コヤン)市庁〕が銀メダルで2024年パリオリンピック(五輪)韓国選手団のメダルレースのフィナーレを飾った。

朴恵正は11日(韓国時間)、フランス・パリの南アリーナ6で行われた重量挙げ女子81キロ超級で、スナッチ131キロとジャーク168キロの合計299キロで2位となった。合計299キロは、今年4月に自身の従来の韓国記録296キロを3キロ超えた新記録だ。この種目の金メダルは合計309キロの圧倒的な成績をマークした李雯雯(22・中国)に与えられた。中学3年生だった2019年、朴恵正は先輩の張美蘭(チャン・ミラン)文化体育観光部第2次官についていくという心構えで「最初の五輪でメダル獲得、2回目の五輪で金メダル獲得」という目標を立てたが、1回目の目標を達成した。特に4月、母親が亡くなった中で五輪を準備した朴は「ふと母親が思い浮かんで涙をこらえた。もし生きていたら、私を抱きしめてくれたのではないかと思う」と語った。

一方、この日パリ近くのベルサイユ宮殿で行われた近代五種女子部決勝では、成承民(ソン・スンミン、21、韓国体育大)がフェンシング、乗馬、水泳、レーザーラン(射撃+ランニング)の合計1441点で銅メダルを獲得した。韓国はもちろん、アジアの女子選手が五輪近代五種でメダルを獲得したのは今回が初めて。