韓国・モーテル従業員、マスターキーで客室侵入、宿泊客の金品盗む…「賭博資金調達」
勤務先のモーテルで宿泊客の金品を盗んで賭博の資金を調達しようとした男性が詐欺未遂や窃盗の罪に問われ、実刑判決を受けた。
被告はモーテルやマンションに侵入して金品を盗むなどの犯罪を犯し、中古取引アプリを通じても詐欺を働いていた。
被告は懲役1年10月の実刑判決を受け、犯罪行為によって得た金品による利益を得ることは許されないという厳しい判断が下された。
【08月11日 KOREA WAVE】インターネット賭博の資金を調達するため勤務先のモーテルで宿泊客の金品を盗んだなどとして詐欺未遂や窃盗の罪に問われた被告の男性(31)に対し、韓国の春川(チュンチョン)地裁はこのほど、懲役1年10月の実刑判決を言い渡した。
判決によると、被告は2022年4月23日、勤めていた江原道原州市(カンウォンド・ウォンジュシ)のモーテルで、客が外出したすきにマスターキーで客室に侵入し、100万ウォン(約10万5000円)相当のブランド財布と現金15万ウォン(約1万5700円)を盗んだ。
また、昨年8月には原州市のマンションに侵入し、230万ウォン(約24万円)相当の金の指輪や腕輪を盗むなどしたとされる。
男性は中古取引アプリを通じて「5万ウォン(約5250円)券商品券を4万ウォン(約4200円)で販売する」として被害者から金をだまし取った罪にも問われていた。
(c)KOREA WAVE/AFPBB News