ウクライナからの侵入阻止、民間人死亡 ロシア南部クルスク州

AI要約

ロシア軍と連邦保安局がウクライナの国境侵犯を阻止し、民間人2人が死亡した。

複数の集落で大規模な砲撃があり、女性や男性が死亡・負傷した。

国境地帯の状況は依然として厳しいが、防衛部隊は敵を撃退中。

ウクライナからの侵入阻止、民間人死亡 ロシア南部クルスク州

[モスクワ 6日 ロイター] - ロシア南部クルスク州のアレクセイ・スミルノフ知事代行は6日、ロシア軍と連邦保安局(FSB)の国境警備隊がウクライナによる国境侵犯を阻止したと発表した。ただ、状況は依然として「困難」で、民間人2人が死亡したという。

スミルノフ氏は対話アプリ「テレグラム」への投稿で、複数の集落がウクライナからの「大規模な砲撃」を受け、スジャで女性の民間人が死亡し、ネハエフカ近隣ではミニバスを運転していた男性がドローン(無人機)の攻撃を受けて即死したと発表。同地域全体で13人が負傷したという。

一方、同氏は「国境地帯の状況は依然として厳しいが、われわれの防衛部隊は敵のせん滅に成功している」との見解を示した。

銃撃や死傷者の報告について、ロイターは独自に確認できていない。