被害額1億円超…日本人観光客狙い“詐欺”繰り返したか タイ人容疑者逮捕

AI要約

タイで、日本人観光客から金をだまし取る詐欺を繰り返したタイ人容疑者が逮捕されました。被害総額は1億円を超え、73人の日本人観光客が被害に遭っていた。

逮捕された容疑者は、バンコクで日本人観光客に「財布やパスポートをなくした」と偽り、宿泊費や医療費を騙し取る手口を使っていた。

容疑者は過去にも同様の犯罪で逮捕されており、被害総額は1億1000万円に上るとされている。

タイで、日本人観光客から金をだまし取る詐欺を繰り返したとしてタイ人の容疑者が、地元警察に逮捕されました。これまでに日本人73人がだまされ、被害総額は1億円を超えているということです。

タイ警察は、日本人男性から金をだまし取った詐欺の疑いで、タイ人のウタイ・ナンタカン容疑者を3日に逮捕したと発表しました。

ウタイ容疑者は首都バンコクで、香港からの観光客などを装い、日本人の観光客らに「財布やパスポートをなくした」と声をかけ、宿泊費や医療費を貸してほしいと要求。

さらに、製薬会社の事業などに投資するよう持ちかけて、多額の金を振り込ませていたということです。

ウタイ容疑者は同様の犯罪で何度も逮捕されていて、タイ警察は2011年以降、被害にあった日本人は73人、あわせて2600万円バーツ=およそ1億1000万円をだまし取ったとしています。