英の極右暴動、発端は3女児殺害事件 移民2世の容疑者に偽情報「ボートの不法移民」拡散

AI要約

英中部の港湾都市で極右主義者による反移民の暴動が発生。発端は6~9歳の女児3人が殺害された事件で、容疑者は移民2世の17歳少年だった。偽情報が拡散され、暴動は警察署襲撃や関連施設の放火に発展。

暴動はサンダーランドで発生し、数百人が警察と衝突。逮捕者あり、警察官も負傷。

事件はダンス教室で発生し、6歳、7歳、9歳の女児が死亡。少年の動機調査中であり、極右団体が偽情報を拡散。

英中部の港湾都市で2日発生した極右主義者らによる反移民の暴動は、警察署の襲撃や関連施設の放火などに発展した。発端は、その4日前に別の都市で起きた6~9歳の女児3人の殺害事件。容疑者はアフリカ出身の両親を持つ「移民2世」の17歳少年だったが、SNSでは少年が「ボートで来た不法移民」などの偽情報が拡散された。

BBC放送などによると、暴動は英中部の港湾都市サンダーランドの市街地で発生。数百人が警察官と衝突し、8人が逮捕、警察官3人が負傷した。

一方、暴動のきっかけとなった事件は7月29日、中部リバプール近郊サウスポートのダンス教室で発生。少年が刃物で子供を次々と刺し、6歳、7歳、9歳の女児3人が死亡、ほかに複数の子供と大人が負傷、重体となるなどした。

ダンス教室ではイベントが開かれており、夏休み中の子供が集まっていた。

地元警察は殺人などの疑いで17歳の少年を逮捕し、動機などを調べる一方、少年が英国生まれであることなどを公表。BBCは、少年の両親がアフリカ中部ルワンダの出身などと報じた。

極右団体や活動家はSNSで集結を呼びかけ、「イスラム教徒が西欧文明を破壊している」「政府は国民の恐怖に耳を傾けるべきだ」などと投稿。容疑者の少年についても「ボートで来た不法移民だ」といった偽情報が拡散されていた。