ハマス指導者 イスラエルとイラン「戦争状態に入った」 ハニヤ氏殺害を受け

AI要約

ハマスの最高指導者ハニヤ氏がイランで殺害され、ハマス指導者がイランとイスラエルが戦争状態に入ったと述べた。イランのハマス指導者はハニヤ氏の殺害現場の様子を語り、イスラエルとアメリカの関与を否定した。

イランにおけるハマスの指導者であるカッドミ氏は中東全体の緊張が高まっている状況下で戦争を望まないが、自衛し勝利する意向を示した。

カッドミ氏はレバノン、シリア、イエメンがイスラエルによって爆撃を受けており、現在イランとの戦争状態にあると語った。

ハマス指導者 イスラエルとイラン「戦争状態に入った」 ハニヤ氏殺害を受け

 イスラム組織ハマスの最高指導者ハニヤ氏がイランで殺害されたことを受け、ハマス指導者がANNの取材に応じ、イスラエルとイランが「戦争状態に入った」と述べました。

「部屋の天井と壁が破壊されているのを見ました。建物の外から何かが飛んできて、建物を破壊した」(イランのハマス指導者カレード・カッドミ氏、以下同)

 カッドミ氏はハマスの後ろ盾となっているイランにおけるハマスの指導者のトップで、ハニヤ氏が殺害された当時、同じ建物にいたと話します。ハニヤ氏の部屋に爆弾が設置されていたとの報道については、「イスラエルとアメリカが責任逃れをしたいだけのシナリオだ」と否定しました。

「レバノン、シリア、イエメンがイスラエルによって爆撃を受けていて、いまはイランと戦争になった」

 中東全体の緊張が高まる中、カッドミ氏は「私たちは戦争をしたくないが、自衛できるし、勝つつもりだ」と強調しました。(ANNニュース)