米軍、中東に追加派遣 イスラエル防衛強化で

AI要約

米国防総省が中東に艦艇や戦闘機を追加派遣することを発表。

イランや親イラン勢力によるイスラエル攻撃の可能性が高まる中、イスラエルの防衛態勢を強化。

オースティン国防長官が弾道ミサイル迎撃能力を持つ艦艇や戦闘機の追加配備を指示。

 【ワシントン時事】米国防総省は2日、中東に艦艇や戦闘機を追加で派遣すると発表した。

 イランや親イラン勢力によるイスラエル攻撃の可能性が高まる中、イスラエルの防衛態勢を強化する。

 同省によると、オースティン国防長官は弾道ミサイル迎撃能力を持つ巡洋艦や駆逐艦の追加配備を命令。さらに、戦闘機部隊も追加で派遣することを指示した。

 オースティン氏はまた、現在中東に展開している空母「セオドア・ルーズベルト」に代わり、空母「エーブラハム・リンカーン」の派遣も決めた。同省のシン副報道官は声明で「米国は激化する安全保障上の脅威に対応するため、短期間で部隊を展開する能力を維持している」と述べた。